“ニンジャ”や”サムライ”は今や世界的に通じる日本語だ。なかでもサムライはチャレンジングスピリットを象徴する言葉として様々なシーンで用いられ、F1で活躍するフェルナンド・アロンソやMotoGPで活躍するダニ・ペドロサもこの言葉をとても大切にしていることは知る人ぞ知る事実である。(2015年のMotoGP 日本グランプリでは”侍”の文字が描かれたヘルメットを着用したダニ・ペドロサが優勝を果たしている)

世界各国にファンを持つスケールモデルメーカーとして知られる京商は、新たなシリーズにこの「samurai(サムライ)」というネーミングを与えた。それはまさに日本人が大切にし、そして世界で愛される日本古来のチャレンジングスピリットをスケールカーで表現するという意気込みの現れと言える。

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「通常スケールカーは、そのクルマの持つイメージにあわせてデザイナーやモデラーが手を加えて行きます。これが同一モデルでありながら微妙な違いとなって現れ、各メーカーの”味”となります。しかしこのサムライシリーズは、高精度の3Dスキャナーを用い、完全に、忠実に、実車をスケールダウンしています。とことんそのディテールにこだわるために一般的なダイキャストではなくレジン(樹脂)を用いている点も我々の大きな挑戦です」と京商でダイキャストを担当する岡部さんは語る。

サムライシリーズでリリースされるのは日本車のみ。話題の新型車と往年の名車たちが実車そのままの姿で1/18もしくは1/12にスケールダウンされ自宅にやってくる。そのスタイリングを眺めながら、日本の自動車メーカーのデザイナーたちがカタチに込めた想いを想像してみるのもとても面白い。

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「samurai(サムライ)」シリーズではすでに日産 スカイライン、トヨタ クラウン、トヨタ 2000GT、トヨタ アルファードをリリースし、いずれも完売という人気ぶり。そして新たに登場するスバル WRX、レクサスRC Fも予約が殺到しているという。今後このシリーズはほぼ毎月のペースで続々と新商品がリリースされる予定。日本車の魅力を再認識できる京商渾身のスケールモデルにぜひ注目をしてほしい。

京商 ダイキャストモデル
http://www.kyosho.com/jpn/products/diecast/index.html

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※KURUMAG. 10号(2015年12月16日発行)に掲載