グレイブ・ディガーはモンスタージャムの名門チームだ。初開催となる日本公演でこのチームのトラックをドライブすることが決まったジョン・ジマーに、モンスタージャムのドライバーになったきっかけやこのイベントの魅力について話を聞くことができた。

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——ジョン、まず始めになぜモンスタージャムのドライバーになったのか、あわせてそのきっかけは何だったのか教えてください。

元々うちのファミリーはダートトラックレーシングをやっていたから、小さな頃からモータースポーツ界の一員だったんだ。僕は1986年に、グレイブ・ディガーの一員としてトラックをドライブする機会を得た。当時はまだ20歳だったから、本当にラッキーだったと言えるだろうね。そして18年もの間、こうしてグレイブ・ディガーのトラックをドライブできているわけだからね、デニス・アンダーソン(チーム創設者でありオーナー、そしてレジェンド・ドライバーの一人)には本当に感謝しているよ。

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——ダートトラックレーシングの道を選ばず、あえてモンスタージャムを選んだのにはどんな理由があったのですか?

小さな頃からモータースポーツは生活の一部だった。だからどんなカテゴリーにも、様々なレーシングカーにも、興味はあった。でもそのなかでも一番僕を夢中にさせたのがモンスタージャムのトラックだったんだよ。デニス・アンダーソンがドライブするグレイブ・ディガーのトラックは本当にかっこ良く、とにかくデカく、ものすごいパワーを感じさせてくれた。そしてそのアクションはクレイジーそのものだったよ。僕だけでなく誰もが憧れる存在だったんだ。運良くこのチームのドライバーになれたわけだけど、このトラックはますます僕を夢中にさせてくれるんだ。信じられないほどのジャンプができるし、とてつもないパワーを発揮する。僕はこの仕事に専念し、このすごさを多くのファンに伝えていきたいと思っているんだ。

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——モンスタージャムのトラックは見るからに大きく、パワーもありそう。意のままに操作するのは大変そうな印象がありますが、実際に運転をするのは難しいのですか?

クルマ自体の構造は普通のクルマとそんなに大きな違いはないんだ。トランスミッションはオートマチックだしね。難しいのは空中での操作かもしれないね。僕らは空中に飛んでいる間にバランスを取るためにブレーキやアクセル操作をするんだ。これが難しい。あとはこのトラック独特の機構としてリア・ステアリングといって後輪の操作もしなくてはならず、タイミングよくそのスイッチを押さなければならない。こういったところが特殊なところだね。とはいえトラックに乗ってしまえば、ここは僕のオフィスであって、このトラックを操るのが仕事だからね。難しいなんて言ってられないよ。

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——モンスタージャムは今年初めて日本で公演を行います。ほとんどの人がこのイベントのことを知らないと思うので、ジョンからモンスタージャムの魅力を教えてもらえませんか?

モンスタージャムの魅力はまずファンと一緒に楽しめる時間にある。ピット・パーティはトラックを近くでじっくり見ることができるし、ドライバーと話をすることもできる。またモンスタージャムのトラックの中にはカートゥーンキャラクターのボディを付けたものもたくさんあるんだ。家族みんなが素晴らしい時間を過ごせるはずさ。もちろん真のモータースポーツファンも楽しんでもらえるよ。ドリフト、ドラッグレース、モトクロスなどモータースポーツには様々なカテゴリーがあるけど、そのどれとも違う。ビースト(猛獣)のようなトラックが主役だからね!開場した瞬間から、競技が終わるまで本当にエキサイティングな1日になることを約束するよ。

ほとんどの人がモンスタージャムを見たことがない国でドライブできるのは本当に光栄なことだよ。数あるチームの中からグレイブ・ディガーが選ばれたこともとても嬉しいよ。グレイブ・ディガーは100%ファンのためのチームなんだ。我々のメインスポンサーはファンのみんなだよ。チームには34年という長い歴史があるけど、これは結成当時から変わっていないことだよ。

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text=Shigeyuki Ishikawa
photo=Yujiro Otsuki, Shigeyuki Ishikawa

モンスタージャム・フェスティバル・イン・ジャパン
http://www.monsterjam-japan.com/