ケン・ブロックを擁するHoonigan Racing Division(フーニガン・レーシング・ディビジョン)が2018年の活動計画を発表。あわせて今シーズンの参戦マシンを公開した。

昨年まで世界ラリークロス選手権にフル参戦してきたケン・ブロックは2018年から再びラリーに参戦。4つのステージ・ラリーイベントにエントリーする。また新フォーマットとして今年からスタートするアメリカス・ラリークロス(ARX)にも参戦。このほか再びジムカーナ・グリッドに参戦するほか、全8話で構成されるジムカーナシリーズ最新作となるGymkhanaTENもこの秋に公開すると発表した。

アメリカで行われるステージラリーには1990年代のラリーシーンで大活躍したフォード・エスコート コスワース グループAを使用する。次週開幕するオレゴン・トレールラリーを皮切りに、7月のニューイングランド・フォレストラリー、9月のアイダホラリー・インターナショナルに参戦する。また10月には2014年シーズン以来となる世界ラリー選手権(WRC)のスペインラウンドに2017年仕様のフォード・フィエスタ RS WRCで参戦する。

注目が集まるアメリカス・ラリークロス(ARX)は7月のサーキット・オブ・ジ・アメリカ(COTA)、8月のカナダにエントリー。ともに世界ラリークロス選手権(WorldRX)と併催されるイベントとなり、そのチームメイトにはこれまでRedBullグローバルラリークロスで活躍してきた実力派ドライバー、スティーブ・アーピンを迎えタッグを組むことになった。2台のフォード・フォーカス RS RXはHooniganのカラーリングとなるが、チームの運営はアーピンのロエンブロチームが行うという。

2018年のマシンカラーリングは、ダース・スプレー・カスタムが引き続き担当。昨シーズン注目を集めた3Dライトニング・ボルトのテーマはさらに進化、あわせて血管をモチーフとした新たな表現を用いたレーシングスーツのデザインも手がけている。またファン待望のシリーズ最新作となるジムカーナビデオ、GymkhanaTENは、Amazonプライムビデオで全8話の構成でこの秋公開予定となる。

「WRCへの参戦には膨大な労力とトレーニングが必要になるんだ。あらかじめ短期間のテストに詰め込んでいるけれど、WRCに挑戦するのには決して十分ではないだろう。でもできる限りのことをするつもりだよ。またラリークロスにおけるアーピンとのパートナーシップはとても楽しみだね。彼と彼のチームは僕のARX参戦の素晴らしいパートナーになるはずだ。アメリカのファンの前で再びラリークロスマシンを走らせることができるのが今からとても楽しみだよ。この数年、ラリークロスを心から楽しんできたけど、僕自身のレースキャリアはラリーで始まり、常に心にはラリーがあった。そんなラリーに今年は戻れる、しかもラリークロスにも継続して参戦できるということは本当に幸せなことだ。WRCスペインへの参戦もアーピンとのラリークロスも楽しみで仕方ないよ」

text=KURUMAG. photo=Hoonigan Racing Division