Red Bullグローバル・ラリークロス(GRC)第3戦がコネチカット州トンプソンにあるトンプソン・スピードウェイ・モータースポーツパークで開催され、フォルクスワーゲン・ビートルを駆るタナー・ファウストが他を圧倒する走りでポール・トゥ・ウィンを決めた。ホンダ勢はミッシェル・ディジョンが3位表彰台登壇を果たすも、チームメイトのオリバー・エリクソンは9位、セバスチャン・エリクソンは10位に。またスバル勢はパトリック・サンデルが6位、クリス・アトキンソンが7位という結果となった。

土曜日に第3戦、日曜日に第4戦を開催するダブルヘッダーレースとして行われるコネチカット戦は、NASCARイベントも行われるトンプソン・スピードウェイ・モータースポーツパークが戦いの舞台。このサーキットは1940年にオープンした歴史あるサーキットで1kmのオーバルコースと2.7kmのロードコースを併せ持つ。今大会はこの2つのコースを組み合わせた1.44kmの特設コース(7〜9コーナーに用意されるジョーカーを使う場合は1.22km)で行われた。ターン数は9つ、舗装路は64.6%、ダートは35.4%と今回はダートセクションが長めに設定され、GRC名物の70フィートビッグジャンプも用意されている。

第3戦の予選ではプラクティスから圧倒的な速さを見せるVW勢の間にスバルのパトリック・サンデルが食い込み2番手タイムを記録、仕上がりの良さをアピールした。続くヒート1Aではホンダのオリバー・エリクソンがトップ、2番手に同じくホンダのミッシェル・ディジョンがつけ、昨年の王者であるVWのスコット・スピードを抑えた。またヒート1Bでは圧倒的な速さを見せるタナー・ファウストにスバルのクリス・アトキンソンが食らいつき3位、パトリック・サンデルも4位につけた。

ファイナルでもタナー・ファウストの勢いは止まらず終始レースをリード。見せ場を作ったのはミッシェル・ディジョンとスコット・スピードで、ファイナルラップまで熾烈なバトルを繰り広げた。一方スバル勢は、クリス・アトキンソンがスタート直後の1コーナーで押し出され最後尾にまでポジションを落とすも懸命な追い上げで7位フィニッシュ。チームメイトのパトリック・サンデルはジョーカーラップを終盤に使う戦略的な走りで6位でチェッカーを受けた。優勝はVWのタナー・ファウスト、2位に熾烈なバトルを制したVWのスコット・スピード、3位にホンダのミッシェル・ディジョンという表彰台となった。

ここまで3戦ともに勝者が異なるという今シーズン、日曜日に行われる第4戦が年間タイトル獲得において重要なレースになることは間違いない。VW勢がコネチカットでのダブルヘッダーを完全制覇するのか、それともその流れをホンダ&スバル勢が食い止めるのか?第4戦にも引き続き注目をしていきたい。

Red Bull グローバル・ラリークロス(GRC):http://redbullglobalrallycross.com/
スバル・ラリーチームUSA:http://www.subaru.com/enthusiasts/rally.html

■Red Bull GRC Powerblock: New England 1 Semis/Finals

text=KURUMAG.
photo=Red Bull, Lars Gange, Ben Haulenbeek, subaru.com/rally 2017, Shigeyuki Ishikawa