Red Bull グローバル・ラリークロス(GRC)の第12戦がカリフォルニア州ロングビーチの特設コースで開催され、フォルクスワーゲンのタナー・ファウストが優勝。2位にチームメイトのスコット・スピード、3位にスバルのパトリック・サンデルという結果となった。スコット・スピードは今大会の2位獲得により年間ポイントを826ポイントへと伸ばし、3度目のRed Bull グローバル・ラリークロス(GRC)王者となった。

2017年シーズン最終戦となるロサンゼル大会の舞台は昨年同様にロングビーチの埠頭に設けられた特設コースが戦いの舞台。コース全長はシーズン最短となる0.654マイルで舗装路は73%、ダートは27%となる。コーナー数は11で、600馬力を誇るスーパーカークラスのマシン&ドライバーはテクニカルなドライビングが求められるコースレイアウトとなっている。もちろんGRC名物のビッグジャンプも用意され、昨年のコースレイアウトからジャンプへのアプローチが変更となっている。

タイトル獲得のかかったフォルクスワーゲンのタナー・ファウストとスコット・スピードは今大会でもライバルを寄せ付けない速さをみせ予選で1-2を獲得。逆転タイトルを狙うタナー・ファウストはヒート1B、ヒート2B、ヒート3Bと出走した全てのヒートでトップフィニッシュ。さらにセミファイナルAも圧倒的な速さ見せ、ファイナルのポールポジションを獲得した。

ファイナルでもタナーの勢いは止まらず、ホールショットを奪うとそのままレースをリード。タナーのすぐ後ろには2列目4番手グリッドから絶好のスタートを決めたスバルのパトリック・サンデルがつけ、ポイントリーダーのスコット・スピードを抑える展開。レースはそのままのポジションでファイナルラップを迎えることになったが、早々にジョーカーを消化したパトリック・サンデルに対し、スコット・スピードは最終ラップでジョーカーを使う戦略で、ここでポジションが入れ替わることに。レースは終始安定した速さをみせたタナー・ファウストが優勝、2位にチームメイトのスコット・スピード、3位にスバルのパトリック・サンデルという表彰台となった。

年間ポイントではポイントリーダーだったスコット・スピードが自身のポイントを826へと伸ばし、チームメイトのタナー・ファウストとの差を19ポイントと広げ、3度目のRed Bull グローバル・ラリークロス(GRC)タイトルを手にした。ホンダ勢は4位にセバスチャン・エリクソン、5位にミッチェル・ディジョン、6位にオリバー・エリクソンと続き、スバル勢はクリスが7位、パトリックが8位となった。スバルはシーズン後半に4戦連続で表彰台登壇を果たす活躍をみせ、来シーズンのさらなる躍進が期待できそうだ。

2017 Red Bull GRC DRIVER POINTS:

1:Scott Speed(VW), 826
2:Tanner Foust(VW), 807
3:Steve Arpin(Ford), 743
4:Sebastian Eriksson(Honda), 651
5:Mitchell deJong(Honda), 640
6:Oliver Eriksson(Honda), 601
7:Chris Atkinson(Subaru), 585
8:Patrik Sandell(Subaru), 582
9:Austin Dyne(Ford), 562
10:Cabot Bigham(Ford), 473
11:Austin Cindric(Ford), 102

MANUFACTURER POINTS:

1:Volkswagen, 59
2:Honda, 44
3:Subaru, 41

▪️Red Bull GRC Powerblock: Round 12 – Los Angeles

Red Bull グローバル・ラリークロス(GRC):http://redbullglobalrallycross.com/

text=KURUMAG.
photo=Red Bull, Lars Gange, Ben Haulenbeek, subaru.com/rally 2017,