ブリヂストンのフラッグシップブランドであるレグノは運動性能、快適性能、環境性能、直進安定性、ドライ性能、ウェット性能、静粛性能というタイヤに求められる6つの性能を高次元でバランスさせているタイヤだ。

このレグノの開発において特に力を注いでいるのが静粛性能だ。荒れた路面を走った際にタイヤが振動して出る「ゴー」という低い音、スムースな路面を走ったときに出る「シャー」という高い音、こういったタイヤから出る”音”の研究を行ない、ドライバーにとって心地良い音が楽しめるタイヤ開発を行なっている。

東京・小平にあるブリヂストンの開発施設の中には、タイヤの出す音を研究するための無響室が存在する。ここで様々な種類(サイズや剛性、溝のデザイン違いなど)のタイヤが出す音を収録・分析を行い、次世代のタイヤ開発に役立てている。

「タイヤの音は周囲にクルマの存在を伝えるという役割もあるので、ゼロにするのが正解だとは思っていません。聞こえても良い音はきちんと伝え、不快と思う音はなるべく減らしていくというのが私たちの仕事です」と語るのはタイヤ研究部音信研究ユニットの和氣さんだ。聞けばギターの歪み音などに近い400Hz前後の音は心地良いと感じる音域だといい、むしろここの音域を残してドライビングプレジャーを感じさせるようなタイヤの音作りをすることもあるのだという。

新たに登場したレグノGR-XIは、このような研究開発によって。従来までのモデルに比べ中低周波域で5%、高低周波域で15%という騒音エネルギーの低減を実現し、音まで楽しめるタイヤになっている。レグノGR-XIはセダンのみならずコンパクトカーのユーザーにも最高のタイヤ性能を体感してもらいたいとラインナップを拡大。またミニバン用には従来モデルをさらに進化させたGRV IIを、軽自動車用にGR-Leggeraをリリースし、幅広い車種でレグノの走りとサウンドが楽しめるようになっている。

KURUMAG.(No.7):http://kurumag.net/backnumber/kurumag-no-7/
ブリヂストン レグノ:https://tire.bridgestone.co.jp/regno/products/index.html

text=KURUMAG. photo=Shigeyuki Ishikawa.