革新的なクルマ作りが一目でわかる
BMWが作り上げた電気自動車

電気自動車の販売台数は急激に伸びている。平成24年と平成22年の乗用車・軽自動車を合わせた電気自動車の販売台数を比べると約2倍に増えている(次世代自動車振興センター調べ)。充電設備などインフラ整備にはまだ課題が多いものの、その関心は年々高まっている状況だ。そんな電気自動車市場にBMWが参入。サブ・ブランドとして立ち上げた「i」シリーズの第1弾としてi3がこの4月に登場した。

i3は革新的な電気自動車だ。カーボンファイバー強化樹脂(CFRP)を車体骨格に採用し、軽量化と高剛性を両立。インテリアにはケナフ麻の繊維など天然素材をふんだんに用いている。さらにブリヂストンの先進技術を採用したエコタイヤも装着される。外観を眺めても、ドアを空けても、クルマに乗り込んでも、その革新的なクルマ作りと環境性能がいつでも”見える”という点がi3の面白いところだ。

1回の充電で走れる距離は229km(JC08モード)となるが、レンジエクステンダーと呼ばれる650ccの2気筒エンジンを搭載するモデルも用意しており、このエンジンで発電を行うことで、航続可能距離を約300kmまで延長することが可能。日本国内では約8割のユーザーがこのモデルを選んでいるという。

日本仕様はタワーパーキングの利用が可能な全高1550mmとし、国内で主流のCHAdeMO規格準拠の急速充電コネクタを装着しているのも特徴だ。

text:Shigeyuki Ishikawa
photo:KURUMAG.

※KURUMAG. 4号(2014年07月16日発行)に掲載