スロバキアにある小さいながら革新的なアイディアを持つ飛行機会社が空を飛べるクルマの販売を間もなく開始する。空飛ぶクルマ、それは飛行機がこの世に誕生して以来、多くの人々が描いてきた夢だった。1917年に登場したカーティス・オートプレーンを皮切りに様々な試みが行われてきた。ヘンリー・フォードも“笑われるかもしれないが、飛行機とクルマが融合する時代は来る”と1940年に語っていた。どこへでも自由に走って行けて、そして大空へ羽ばたくこともできる。そんな未来のクルマがいよいよエアロモービル社によって現実のものになろうとしている。

2015年10月にお披露目されたエアロモービル3.0プロトタイプは、道路では最高時速160kmでの走行ができ、羽を広げれば時速130kmでテイクオフ。飛行中は時速200km以上での移動が可能だ。

「個人旅行の全く新しい道を切り開いていくものになると信じています。私たちの技術とデザインでこれまで空飛ぶクルマが抱えて来た様々な制約を乗り越えていきます」とユライ・ヴァツリークCEOは語る。

気になる価格だが、同社ではスポーツカーとライトスポーツエアクラフトと同等の価格での販売を目指しているという。目標価格は10万ユーロ(約1290万円)。クルマが自由に空を飛ぶ時代はすぐそこまで来ている。

KURUMAG.(No.7):http://kurumag.net/backnumber/kurumag-no-7/

text=KURUMAG. photo=AeroMobile